JFTAについて

一般社団法人日本空中ブランコ連盟(英文名Japan Flying Trapeze Association 略称JFTA)は、
日本で初めての空中ブランコ関連団体として平成27年8月11日付で設立されました。
日本における空中ブランコの普及と振興に関する活動を行い、
もって国民の健康増進に寄与することを目的とし、
安全に楽しむための技術指導、安全基準審査などを行います。
欧米やオーストラリアではすでに空中ブランコはスポーツとして認知され、
多くの空中ブランコスクールが存在します。一方、日本では、クラスを提供できる施設も少なく、
スポーツ、習い事としての認知度は低いのが現状です。
空中ブランコがスポーツとして普及するためには、安全基準の統一、
またその基準に基づいた施設運営が必要となります。
JFTAは日本における空中ブランコという新たなスポーツとしてのあるべき姿を提示し、
社会的にも認知を得ることでスポーツとしての空中ブランコの発展を目指します。
そのために欠かせない日本における空中ブランコの安全基準を確立するべく、安全基準審査、
インストラクター養成・研修、安全講習を中心とした活動を行っています。

空中ブランコとは?

空中ブランコ(Flying Trapeze)は、高い位置から吊るした棒状のブランコ(バー)を
使用する空中アクロバットで、主にサーカスのパフォーマンスのひとつとして行われます。
1859年にフランス人のJules Leotard(ジュール レオタード)によって生み出されました。
彼の父の体育館のプールの上に手作りで作ったバーを設置したのが最初と言われています。

その後、多くの人々によって空中ブランコは発展・向上し、1990年代には世界中で進化した
空中ブランコの演技を観ることができるようになりました。
Cirque Du Soleil(シルクドゥソレイユ)はその筆頭で、様々な新しい手法を発明し、
難易度の高い技を連続で行う構成を確立するなどして、空中ブランコをサーカスの演目から
一つの芸術の域に高めました。

現在では、欧米、オーストラリアを中心に多くの空中ブランコスクールがあり、
一般の人々が気軽にチャレンジできるスポーツとして認知されつつあります。

安全基準

日本ではまだまだ認知度の低い空中ブランコですが、安全基準の確立は、
今後の発展には欠かすことのできない重要な項目となります。
JFTAでは、多くの人々が安全に空中ブランコを楽しむために、安全基準を審査し、
怪我や事故を未然に防ぐ活動を行っています。

空中ブランコにおける外傷および安全性に対する取り組み
聖和病院 整形外科 京文靖

安全基準審査

JFTAで定めた安全基準項目に基づいて審査します。
日本は、欧米、オーストラリアと比べると空中ブランコ後進国であり、
その安全基準もそれぞれの施設で設定した安全基準となっているのが現状です。
異なった認識の安全基準は怪我や事故の原因の一つとなるだけでなく、
今後の空中ブランコの普及を妨げる要因となると考えられます。
JFTAの安全基準審査は、すべての施設に高い水準で安全について
認識していただく一つの目安として使用していただくことが目的であり、
安全基準を満たしていない施設を認定することではありません。
審査内容は、運用マニュアルの内容確認、空中ブランコ器具・用具の状態確認、
インストラクターの安全に関する意識・認識確認など多岐にわたります。

安全講習

JFTAでは、器具・用具の使用方法や知識・点検についての安全講習を定期的に開催しています。
日進月歩で進化する器具・用具に関しては、正しい知識をもとに使用・点検をしなければ
空中ブランコ参加者の安全は確保できないと考えます。
安全講習を受講することで普段から使用している器具・用具の状態を理解し、
安全に対する意識を高めていきます。

養成と研修

近年、日本でも空中ブランコを体験できる施設が増えてきたことによって、
今まで海外に行かなければできなかった空中ブランコ体験が身近になり、
多くの方が空中ブランコを体験するチャンスが増えてきました。
このような状況から、空中ブランコインストラクターの養成は、重要な課題となっています。
現在現場に出ているインストラクターの中には十分なトレーニングを受けることができずに
空中ブランコ運営に携わっている現状が少なからずあるため、
今後の空中ブランコの安全な普及の為にインストラクターの養成と研修は急務と考えます。

インストラクター養成

JFTA認定施設で開催されるインストラクター養成では、空中ブランコのインストラクターとして
必要な基礎技術と知識を一から学ぶことができます。
Fly技術、Catch技術、ボードワーク、ライン技術、グランドワーク、メンテナンスなど
インストラクターに必要な技術を学び、また安全に関する知識と理解を徹底して、
今後どの施設においても安全に楽しく空中ブランコ体験を提供できる人材を育成することを目的とします。

ブラッシュアップ研修

インストラクターの技術向上は、安全で楽しいスポーツとしての空中ブランコの
普及に欠かせない重要な事項であります。
ブラッシュアップ研修では、JFTAトレーニングプログラムガイドに沿って
安全に関する意識・知識を高め、スタッフ個々のインストラクター力または
パフォーマンス力を向上させることを目的とします。

加盟施設

一般社団法人日本空中ブランコ連盟では、連盟の趣旨・活動に賛同して頂ける加盟施設を公募します。

加盟メリット

JFTAホームページ上にて、加盟施設として施設広告またはリンクを掲載。
JFTAで企画、運営を行う"安全講習"、"養成コース"、"スタッフ研修"の参加、委託ができる。
各種講習、研修、イベントなどへの参加案内を優先的に獲得できる。

会員

(1)正会員
 日本国内において空中ブランコ事業を営むもの、
 もしくは空中ブランコの指導を行うもので、
 当法人の目的に賛同して入会する個人または団体
(2)一般会員
 当法人が行う認定審査を受けるため、
 もしくは当法人が開催するイベントなどに
 参加するために入会した個人または団体
(3)賛助会員
 当法人の事業を賛助するために入会した個人または団体

詳しくはこちらまで、お問い合せ下さい。
一般社団法人 日本空中ブランコ連盟
Japan Flying Trapeze Association (JFTA)

MAIL:

加盟施設一覧

Fly'n Fit trapeze studio
Location: 愛知県名古屋市
Web: https://www.fly-n-fit.jp/
Facebook
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JFTA概要

正式名称
一般社団法人 日本空中ブランコ連盟
英語表記
.
Japan Flying Trapeze Association
( JFTA ※略称)
設立
2015年8月11日
代表理事
永山 康夫
特別顧問
京 文靖
住所
〒464-0027 愛知県名古屋市千種区新池町3丁目11番地の1
電話番号
052-880-7330(Fly'n Fit trapeze studio内)
メールアドレス